2023年6月10日 八十里越えトレッキング 私含め5名

 朝4時に大雲沢ヒュッテを出発し、吉ヶ平山荘を5時10分頃から歩きはじめる。
 山道は三条市の有志によって管理がなされ、番屋乗越までは問題なく至れた。番屋乗越を過ぎたあたりで、お一人で道の補修を行っていた方に出会い、お礼を言いつつスライドする。
 ブナ沢は、情報通り手作りの橋が落下し、丸太の上に虎ロープが一本取りつけられているのみなので、私たちは無理をせず、沢を渡渉した。水量が少なく、危険は無かったが、水量が多い場合はしっかりした対応をしなければならないと思われる。
 今の時期にしては雪が圧倒的に無かったが、それでも殿様清水上のあたりにはところどころ雪渓が残っており、固くステップが切りづらかった。そこからさらに上は、雪が滑ったためか、ほとんどステップが消えてしまっていた。なので、鉈で木を伐り、何とか土を掘ってステップを切って通過していただいた。
 以上の事から、極度の緊張と難しい局面で、みなさん相当疲労が蓄積されており、鞍掛峠に着いた時点でリーダーの方に入叶津まで行くのは、難しいと伝える。
 小松横手の市役所さんが取りつけたロープはかなり雪で千切れており、不用意に用いると危険なので十分気をつける必要がある。
 田代平に着いたのは出発から9時間後であり、ここで五味沢林道を下る旨車の手配をする。個人的にも、この林道下山はたいへん疲れた。
 田代平から木の根峠の間の山道も崩落が著しい箇所があるという情報もあったが、そこまで至ることができなかった。今後何とか予定を作り、取りあえずその下見と支障木の処理を行ないたく考えているが、時間が取れるかどうか、今のところ未だわからない。

 
吉ヶ平山荘 
 
椿尾根以遠 
 
ピンぼけ ランに間違いないのですが…・ 
 
ブナ沢 
 
小松横手付近のヒメサユリ 三部咲といったところ 
 
小松横手手前から黒姫 右守門袴腰 
 
田代平 
 
位置が前後しましたが田代平手前の倒木 
 
 
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