2023年6月17日 桜曽根〜前岳〜六十里登山口 山開き前整備 ソロ

 お客さんを六十里まで送り、その後、家人からネズモチ平に送ってもらう。
 本日より、正式にネズモチ平への車の乗り入れがオープンとなり、大勢が押しかけていた。
 桜曽根旧駐車場に、かねてより作成済の小さな道標をつけようと思い、歩いて行く。
 歩いて行くと、林道後半に雑木ごと崩落した塊があったので、チェーンソーで灌木を刈り払う。ほかに数本林道に転がっている倒木を処理。
 桜曽根林道に着いて、小さな道標を埋めるべく土を求めるが、砂利があって突き刺さらない。また、道標の表示文字も不具合があるので、とりあえずそのまま放置し、先に工程を進めることとした。
 桜曽根登山道は、6月1日に実施済みなので、さほど支障木はないが、それでも小邪魔なものは刈り払っておく。
 ネズモチジャンクションには大勢が陣取り、休憩や食事をしていた。
 今朝、早朝にネズモチ平まで奥っていった御客さんと遭ったが、作業のために先を行っていただく。
 前岳直下の岩場の部分は数か所において木が登山道に被っており、除去する。
 岩場を離れると、多くのヒメサユリがあり、かなり蕾が多かったが早めに花をつけているものも結構あった。意外に数は増えているようである。
 とにかく、単独行者の数が多く、かなりの登山者とスライドした。
 桜曽根登山道の途中で一度休んでばかりで、一気に疲れが出たのかムジナ沢ガッチでゆっくり休憩する。
 岸壁のハクサンイチゲはすでに開花終了し、代わってミヤマダイコンソウが咲いていた。道すがらのシラネアオイも開花終了である。
 昨年8月に崩落し、10mほど迂回させた部分のロープ確認を行ない、北岳直下の急登に一本虎を結んだ。結ぶ木が適当なものがなかなか無く、やや小ぶりの木に下げたのだが、再度点検の必要性を感じる。
 鬼が面山で、前出の御客さんと再びお遭いし、しばし談笑。とりあえず私が先に歩き出し、南岳で再び一緒になる。
 南岳のヒメサユリは一番早い箇所であるが、やや早めだが蕾も多くあり、被写体としては悪くない。
 南岳から下のゆるい斜面で支障木処理を数か所行い、あとは4ヶ所道標を設置して、4時前に作業終了した。

 
桜曽根林道中の小崩落と灌木群 処理前 
 
後 
 
つぼみもまた美しい 
 
 
 
南岳下の支障木処理前 
 
後 
 
六十里登山口手前10分ほどの送電線巡視路分岐道標設置前 
 
後 
 
六十里登山口道標設置前 
 
後 
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