2023年8月12日 只見町「恵みの森」大滝沢 720m地点まで 3名
小千谷М氏と案内で、久々の面子(2006年5月13日毛猛山)が集まった。たがいを知っていても、同じ面子が集まるというのはなかなかできることではない。
只見町の恵みの森は、軽く至れる沢トレッキング初心者向けのコースである。かつて、当宿に泊まられた方々も、何組かはこのトレッキングコースを足慣らし代わりに歩かれたお客様も居られ、機会があれば歩いてみたいと思っていた矢先のお誘いであった。
私とМ氏も最近数年はあまり山に一緒に行く機会がなく、彼とも久々の山歩きではあった。
もう一人は阿賀野市のH氏で、彼は飯豊を知り尽くした人でもある。どちらかというと孤高の山旅をこよなく愛する、悪く言えば変人的山人である。
家を出たのが、7時頃であったので、割と遅いスタートであった。私たちが準備をしていると、70台の御夫婦が準備をしていた。
沢は、沢というより、平らな岩に水が流れているという地形で、ほとんどゴーロは無い状態であった。こんな沢なら誰でも歩けるレベルなのであろう。
沢も良かったが、まわりのブナの原生林も背が高く、素晴らしい森であった。
魚止めの滝を過ぎ、720mくらいのところで引き返し、途中で昼食をとった。
М氏は過去にこのコースから鎌倉山まで登って来たらしいが、私たちがリターンした地点からはまだ相当何時間も要するようであった。基本登山道は無い山のようで、ルートファインディングはしっかり計画しないと厳しいかも知れない。
これから始まる、一切の遊び心の無い作業登山が始まるわけだが、なんとも昨日はおだやかな遊びの山旅であった。
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