2023年12月16日 旧広神村 平地山 ヤマップ
 気になっていた里山である。前以っていろいろと調査をしていたのだが、どうも登山道は廃道化しているという思い込みがあった。
 朝は小雨が降っており、若干の仕事をし、どうしたものかと思いあぐね、グダグダとネットなどをしながら過ごしていたのだが、せっかくの休日なのでどこかへ行くべきであろうと思い、重い腰を上げてとりあえず大力山へ行くこととし出発した。  
 途中、やはり平地山の事が気になりだしてどうにもならなくなり、生コンクリート工場跡地に車を停車し、藪を一気にこざき直登しようと藪に突入した。しかし、藪の濃さというよりも、蔓がひどく、しばらく蔓との格闘が続いた。蔓が失せると今度はかなり急になり、足場の確保や木につかまりながら攀じ登るという登りで結構時間がかかってしまった。ところがどうだ。山頂付近の、文字通り平地では、かなり整備された山道があった。てっきり県道側に道があると思い込み、平地山の裏側の破線にはまったく考えもしなかったのである。
 山頂から先へ、下権現堂山に向かい道があったが、途中で稜線の山道は無くなり、変わって長松という集落へと下っていた。
 再び戻り、山頂から九十九折で刈られた跡があったのでこちらを下ってみたが、其処も途中で作業停止となっていた。また、山頂からやはり長松側へかなり古くからあったと思われる山道があったが、これがおそらくもっとも古い山道なのであろうか。どうも近年、この山頂付近ををあらためて整備したと思われ、どこかへ繋げるかどうかといった模索中の刈跡のようである。
 長松方向へと下れば、しっかりした山道を踏んで車のところに戻れるが、また相当な車道歩きを強いられると思い、そのまま濃い藪を下山し元に戻った。

 
山頂付近からの眺め 
 
下権現堂山方向 
 
下山中の藪 
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