2024年4月3日 守門岳BC ソロ 大原スキー場跡から山頂・青雲岳
目的は滑走というよりも、旧大原スキー場跡から藤平山尾根までの間の雪の状態と、青雲岳尾根のBCとしての可能性などを探るという目的で出かけた。
スキー場跡の斜面であるが、予想通り雪がかなり解けており、しかし藪漕ぎを強いられるほどでもなかった。ただ、急登の部分は各所に罅割れが入り、山スキーなどでシール登行するのは危険であろう。私も無理矢理トライしたが、下層の硬い部分の上にザラメが乗っている状態で足場を作るのに苦労し、結局安全策をとって階段登行をかなり行った。私の場合、かなり急な部分にすでに差し掛かっており、そこで板を脱着しザックに括るという体勢が取れず階段登行を多用したのである。
結局4時間以上かかって山頂に着いた。
山頂で握り飯を食べ、準備し一路青雲岳と向かう。青雲岳からしばらくは気持ちの良い中斜面であったが、季節はずれの悪い黄砂の上の新雪が急ブレーキとなり、滑走性の良いオカバミ沢源流方向へと滑り込んだ。登り返し、本高地沢を一本滑りシール無しでゆっくり登り返し藤平尾根へ。
藤平尾根からしばらくは急ではあるが、比較的素直なツリーランをし、激急な斜面はデラパージュで注意しながら下降。再び細尾根を滑り、途中のツリーランを楽しみスキー場トップへ。
昨日あらためて気がついたのであるが、後ろ足の畳みをしっかりすることでより負担が掛からないテレマークができるという確証を得た気がする。これをやることでコサックダンス的なイメージとなり小回りターンは逆に難しいのではないかという疑念もあったが、ア俺がある程度解消された日でもあった。
スキー場を滑っていると、BCの練習をされている女性と遭遇。車のところでいろいろと情報交換をした。
相当厳しい山行きであったが、目的は果たせたと思う。
一つの風物詩になってきた間がありますね。スキー場第二終点。 |
755三角点手前 |
755からの藤平尾根 |
820ジャンクションからの急登 |
急登手前鞍部 |
急登へ |
藤平尾根 |
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