2024年5月26日浅草岳六十里登山口〜山頂〜ムジナ沢登山口まで整備

 作業用具を大量に60リットルに詰め込み、張り切って5時から作業開始。とりあえず、吹き峠分岐まで道標4本立てる。あとは支障木を処理しながら南岳で大休止。他に危険箇所にロープを結んだりする。  
 鬼が面山の主稜線はさほど支障木は無いため、ひたすら登るのだが、やはり無造作にパッキングしてきたせいと、トラロープも3巻きも持ってきてしまったので重いし暑いはでバテバテだった。  
 山頂直下で荷を下ろし味気ない食パンを食べる。その後、植生保護ロープを張る。場所を変え、前岳から嘉平与のボッチ間にロープを張る。これらの作業ですでに午後3時近くなった。  そこから桜曽根間は小さな支障木がところどころ有るのみで、作業はほぼ無かった。桜曽根から下は昨年の大木の倒木の間新しく道を迂回したのだが、そこに虎ロープで囲むこととした。そこから下もほぼ作業無し。官民界杭の下部の急登に10m9oを奮発して下げた。これで現場のデポ用に虎を置いてきた分も合わせ、すべてザックからなくなった。しかし心配していたその下部の進入禁止ロープが切れており、やむなく上部で廃品として回収した古いロープで間に合わせる。この部分は間違いやすいためロープを張っていたのだが、切れてしまっていた。そのため下部へと間違って下ってしまった踏み跡が見られた。  朝は寒かったので、水は2リットルしか持っていなく、その下のヤジマナ沢で顔を流水に漬け込んでたらふく胃に収めた。  白崩林道を登り返し、杉林の中に入るが、今年は小雪だったせいか登山道上の支障木はほとんどなく、なんとかヘッデン無しで車に戻れた。  ヒメサユリは南岳付近では茎が立ち上がっていたが、開花は少し早めの10日過ぎあたりからであろうか。シラネアオイは何処も彼処も盛りを迎えていた。画像中のヒメサユリはムジナ沢ルートの下部に咲く尾根筋のものである。

 
六十里登山口道標設置前 
 
設置後 
 
送電線巡視路付近道標設置前 
 
設置後 
 
支障木除去前 
 
除去後 
 
鉄塔から田子倉湖雲海 
 
吹き峠分岐道標設置前 
 
設置後 
 
鬼が面山稜線上のシラネアオイ 
 
 
 
前岳直下より後方守門岳 
 
山頂直下木道部分植生保護ロープ設置前 
 
設置後 
 
前岳直下からムジナ沢源頭部分植生保護ロープ設置前 
 
設置後 
 
 
 
倒木処理前 
 
処理後 
 
 
720m付近の開花 
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