2025年3月4日 守門山麓屋形尾根 ほか BCテレマーク
勤務後13時過ぎに大白川集落末端のSさん宅に着く。前回来たときよりも遙かに雪壁は高くなっており、スコップで苦労しながら雪上まで道を切り開く。
今回は今冬初のテレマークスキーとした。アルペンスキーでも膝の痛みが出てきており、ならばテレマークスキーではどうか?という安易な発想とそろそろテレマークスキーモードも考えなくてはならない時期というのもあり久々のテレマークスキーとしたのである。
午後からと言うこともあり、気温も高く、どんどん汗が出てくる。
急登でのキックターンはテレマーク板の方が板の扱いが容易に感じる。
雪は重く、ターンは可能だが今季初のBC テレマークなのでまるで自信がない。
山頂に着き、準備する。途中でシールに雪が付着したのでシールワックスを塗布するなどしたので、山頂には2時間近く掛かった。
今冬、テレマークスキーは菅平と上越国際スキー場でそれぞれ一回づつ滑っている。しかし、どれも均された整備バーンである。BC、しかもこれだけ重い湿雪の中では経験値だけがものを言う世界である。つまり、全く踏めない。過重点がつかめず、数回転倒した。これでは来た意味がないと思い、一旦市ノ沢まで下降し、シールを貼り直し、旧大原スキー場第二山頂まで向かう。
スキー場トップでふたたびシールを剥ぎ、滑走するも、一気に融雪が進んだとみえ、強烈な縦溝や起伏が目立っていた。スキー場の一枚バーンで心置きなく練習している場合ではなく、必死に起伏をクリアすることだけに精を出した。結果的にあまり良いツアーではなかったが、なんとなく課題がみえてきた感じもする。
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雪壁をよじ登る |
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806 |
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スキー場山頂 |
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登った806 |