檜岳

 百字ヶ岳から進路を右に取り、一路檜岳を目指す。
足沢山や太郎助山から見ると、雪の付き具合が良くないように見えるが意外に付いている。
しかし、距離はかなり遠く感じる。
百字ヶ岳から1350mピークまでの間は、雪はほど良く付いており気分良く歩ける。
最大の難所は、1350mのアズマシャクナゲ畑のグチャグチャピークだ。
足が地に着かないとはこのことである。
ブッシュは多いが檜沢方面はきれ落ちており、注意は必要である。
ここを過ぎれば、多少の藪は歩くもののさほど難しい場面はない。
檜岳直下も北側は切れ落ちているが、南側はブナ林と多くの残雪が残り異を呈している。
直下ではブロックの雪を拾いながら、山頂に立つ。
山頂はやはりマニアなファンが居るのであろう、会の名前を記した印もあった。
景観は素晴らしく、アズマシャクナゲも沢山ある山頂である。
ここでは、あまりゆっくり出来ない。
百字ヶ岳までの長い距離と、途中の厭なシャクナゲピークを越えて行かなければならない。
参考地図は25000地図である。
毛猛沢から太郎助山を経由し檜岳まで破線が記載されてあるが、参考にはならない。
百字が岳8時52分着〜檜岳10時20分着
 檜岳10時45分発〜百字が岳12時15分着

参考山行2001年 5月18日足沢〜太郎助山〜百字ヶ岳〜檜岳往路を戻る

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