浅草岳積雪期白崩沢コース

 ここ最近山スキールートとして整備も行い、定着してきたコースである。
ホテル大自然館から歩き出す。
車道を数100m歩き、白崩沢橋の手前から林道に取り付く。
林道に取り付くと、右手に雪崩が発生している箇所があるため、遠巻きなど注意が必要。
そこを過ぎ、あとは素直に林道沿って歩く。
やがて林道は平になり、左手正面に白崩沢の滝が見えてくる。
良い休憩ポイントとなろう。
682m付近からそのまま杉の造林地に分け入るのも良いし、右手の小尾根や沢を利用して登るのも良い。
目標は860mの平坦地である。
平坦地から進路をやや左にとり、ヤジマナ沢左岸尾根に取り付く。
比較的急な尾根を登りながら、左手にヤジマナ滝を眺める事ができる。
登りきると右手に沢らしい地形となるが、これがアイヨシ沢である。
アイヨシ沢は地元の通称で、25000地図には記載されていない。
ヤジマナ尾根の980mの平坦地は、クレバスが入り易い箇所であるため、なるべくアイヨシ沢近くを通るのが望ましいようである。
登山時期が遅いとブッシュが邪魔になりやすい箇所でもあるので、その場合はアイヨシ沢方面を歩くと良い。
やがて、左手に桜曽根登山口が見えてくる。
ここは冬でも風が強く、雪が少ない。
皇太子様御成婚記念の鐘が見えるはずである。
1246m付近になると、前方に嘉平与のボッチの前衛ピークが間近に見えてくる。
平坦な尾根をしばらく歩き、いよいよ嘉平のボッチ近くになってくると風が強くなってくる。
ここからは雪質も変わり、クラストやアイスバーンとなるため、装備に気を配りたい。
鬼が面山や村杉ガッチも壮大なスケールで眺める事ができる。
嘉平与のボッチは状況により、ピークを通過する必要もあるし、ムジナ沢側をトラバースした方が良い場合もある。
クレバスやアイスバーンの心配が無ければ、ムジナ沢側をトラバースした方が無難であろう。
そこから先は前岳を通過するのだが、只見川への滑落は十分注意しなければならない。
日により、強烈な突風やホワイトアウトにも注意が必要。
山スキーで下るルートは登りと同じコースが基本だが、1248mからアイヨシ沢源流に向けて滑るのも良い。
ただ、最終的にヤジマナ尾根に戻るのが鉄則であろう。
ヤジマナ沢を確実に意識していれば、さほど間違うことはないと思われる。
眺めも良いし、変化もあり、今まで山スキーのゴールデンルートであったムジナ沢ルートよりも勝っていると思われる。
下記のコースタイムは、カンジキで2月下旬に行ったもので、条件が良ければもう少し早めに着けるであろう。
また、下りはスキーで行けばレベルにも拠るが、1時間半前後であろう。

ホテル大自然館7:30  白崩滝8:10  ヤジマナ尾根9:30  ヤジマナ尾根発9:35
ムジナ沢右岸尾根合流地点10:22  嘉平与のボッチ11:22  浅草岳山頂12:00
嘉平与のボッチ12:20  ムジナ沢右岸尾根合流地点12:45  ヤジマナ尾根13:10
ヤジマナ尾根13:20  白崩滝14:05  ホテル大自然館14:35
(休憩合計15分)

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