2009年6月16日 ネズモチ平〜前岳〜六十里越

 新潟県の某地区の学校の先生方5名を、浅草岳から鬼が面山山塊の植物観察に案内することになっていた。
ネズモチ平から鬼が面山へのジャンクションまでは、早春の花は終了し、イワサカガミ・ユキザサ・マイズルソウ・チゴユリ・ゴゼンタチバナ・ツクバネソウ・エンレイソウなどがあり、ミツバオウレンは終わりに近かった。
木本では、タムシバ・タニウツギ・オオバクロモジ・コミネカエデ・ミネカエデ・ウリハダカエデ・ヒトツバカエデ・場所によりムラサキヤシオ・ヤマツツジなどが見られた。地味だが、先生方の地区には無いヤマグルマが沢山あり、喜んでいた。また、サラサドウダン・ベニサラサドウダンも咲き始め随分と乱舞していた。もちろんウラジロウヨウラクやガクウラジロヨウラクもある。
 観察や、画像取り込などで随分と時間が押してきていたので、そのまま山頂には行かず鬼が面山へと進路をとった。
石ガラの樹木の覆い被さった斜面を抜けると日当たりが良い箇所に出、そこに1本だけヒメサユリの小さな株が開花していた。
サラサドウダンも淡い白色に近いものから、毒々しい血の色まで様々な色合いがあった。
ムジナ沢ガッチ手前の垂直壁付近には、ハクサンイチゲ・ユキワリソウ・コイワカガミ・チシマゼキショウのような植物が見られた。他にはやや下がり気味ではあったがツガザクラガ沢山あった。ウスユキソウは未だ無かった。ミヤマダイコンソウも未だ花を付けていなかったような気がしたが、覚えていない。
 国道まであと10分のところで、送電線の向こうにピンク色に見える色合いを発見し、双眼鏡で確認したところ、ヒメサユリの群落であった。10分ほど歩き数名が画像を取り込んだ。
 場所・草本木本など区別せず、見られた開花植物を下記に残します。

イヌツルウメモドキ・ウワバミソウ・ミズタビラコ・ムラサキサギゴケ・ヒメサユリ・コミヤマカタバミ・ミヤマカタバミ・サンカヨウ・ウスバサイシン・ツルシキミ・オオバ゙キスミレ・カタクリ・イワナシ・ウワミズザクラ・ヒメアオキ・ヒメモチ・キソチドリ・ヤマサギソウ・エチゴキジムシロ・ノウゴウイチゴ・ズダヤクシュ・サワハコベ・ナナカマド・ツクバネウツギ・ミツバオウレン・サラサドウダン・ベニサラサドウダン・ツバメオモト・チゴユリ・ユキザサ・ヒロハユキザサ・ミネカエデ・コミネカエデ・ウリハダカエデ・オオバクロモジ・マイズルソウ・チゴユリ・ホウチャクソウ・ムラサキヤシオ・ヤマツツジ・スノキ・オオバスノキ・アカモノ・ツガザクラ・ミヤマダイコンソウ・ハクサンイチゲ・ユキワリソウ・イワカガミ・イワゼキショウ・ナントカゼキショウ・ツボスミレ・タチツボスミレ・シラネアオイ・タニウツギ・シロバナタニウツギ・ミズキ・タケシマラン・オオカメノキ・マルバゴマギ・エンレイソウ・ツクバノソウ・ヤマグルマ・アオダモ・ユキツバキ・ナナカマド・ホウノキ・ショウジョウバカマ・

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