2009年7月3日 ネズモチ平から浅草岳桜曽根下山
雪のため、若干ロープ張り作業が残っていた。13:50、ゲートを開け旧ネズモチ平登山口まで車で乗り入れ歩き始める。
息を切らし、ただただ上に上にと歩くのみで、一切の感情など湧いてくるものではない。だがしかし、やはり昨年のように山頂まで1時間で着くという芸当は到底無理なのは解っているのだが、ついつい左手を見てしまう。
ジャンクションには、15:10頃着いた。ハンマーを放り投げ、ヒメサユリの具合を眺めに山頂へと向かう。雪は70m。アイゼンなど全く無用である。チシマザサのある木道には未だ蕾のヒメサユリがある。他にはコイワカガミ・イワイチョウがぽつんぽつんと花を付けている。
チシマザサ群落の木道の付近には、更紗や紅更紗、ウラジロヨウラクが目立つ。チシマザサやミネカエデ、ナナカマド、ミヤマナラなどの潅木帯を過ぎるとヒメサユリがかなり咲いている。ツマトリソウやトキソウ、ワタスゲも美しい。
山頂には行かないで飲料を飲む。
ジャンクションから下の方のロープを張る。大して距離がなく、たちまち終了した。
ヒメサユリは、山頂直下や前岳直下はほぼ盛り。前岳から嘉平与のボッチは未だ蕾が多いとみた。
他には、マイズルソウ・ゴゼンタチバナ・ミツバオウレン・シラネアオイ・モミジカラマツ。木本はナナカマド・ミズキ・ヤマグルマ・ハリブキ・オオコメツツジ・オオバスノキ・タニウツギ。
野鳥では初めてマミジロをみる。
安いデジカメなので、画像は参考