2009年10月16日 大原口から守門岳

 25名のお客様とОさんとで大原口から登る。
 数日前の天気予報はあまり良いとは言えず、心配していたが1日天気は持ちそうで、朝の冷たい空気の中登っていく。
紅葉も上の方は既に茶色くなり、終わり気味であるが下の方はこれから盛りを向かえるようである。
 心配していた蜂も見当たらず、この間の台風で何処かに移動したのか帰りに一匹姿を見たのみであった。台風といえば、水場に差し掛かるカーブのところでブナが一本根こそぎ倒れていた。根元の赤土が出、そこが山道となっていて、鉈で少々笹などを払ったのみで十分であった。
 山頂には、私たち団体のほか数名が居たのみで、静かな山頂であった。他の人にとってはいささか興ざめだったのかも知れないが。我々が去ってからゆっくり宴会を開始したのであろうか。
 1100mの所で先に下り、岩場の下に捲き道を作ることにした。登りに怖がる人も居て、帰りに怪我でもされたら大変と言うことで、鉈一本でステップと木を切り、柔らかい所は登山靴で何度もキックステップして段を付けた。普段は長靴で登るのだが、Oさんがよそ行きスタイルで来たので、自分も登山靴を今期初めて履いたのである。固い靴先のため土のステップも切りやすかった。殆ど使い道もないだろうと鉈を持参したが、持って行って良かった。おかげで、ちょっと加工しないと使い物にならぬほどずたずたになってしまったが。 

早朝、尾根途中から守門岳 田小屋分岐(三の芝)
小烏帽子 ウリハダカエデ
山頂直下より袴腰方面 山頂から袴腰
烏帽子山 午後の守門岳
エラオトシ沢左岸尾根 もうすぐゴール・途中のブナ
途中のブナ

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