2009年11月22日高鼻山(818m)
 
 土崩山登山後、二人と別れ一人で高鼻へ向かう。高鼻山の直ぐ傍には唐松山の登山口があり、車が二台停車していた。朝、我々より先に車の跡があったがその主であろう。
高鼻山へは橋を渡って直ぐの所にあるザレ場から直登するものと思っていたが、あまいけ沢方面の旧砂防ダム作業道跡を100mほど進んだところから山道はあった。山道に入り込むまではススキがかなり繁茂している心もとない道であったが、一旦山道に入れば素晴らしい山道である。取り付きはかなり急だが道は良い。途中566p三角点を踏む。そこからはしばらく緩登となり、途中のナメコやムキタケもチェックしながら進む。
林床には夥しいイワウチワの葉があり、春はかなり見事なイワウチワ畑となるであろうと予想する。
高鼻山のピークが近づくにつれ、斜面は急になり高度感が増す。
 土崩山山頂からの眺めも素晴らしかったが、高鼻山からの眺めも素晴らしい。ややもすると、高鼻山がやや有利とみる。これは桧が近くに見えるという利点もある。
山仲間知人のhpの山行で、5年ほど前の記録を見ると、高鼻山から唐松山を経由し、環状縦走をしたという記録があるのを思い出した。確かに、高鼻山から唐松方面への道はある程度確認でき、部分的には悪場もあろうが、天気が良ければ縦走は可能であろう。朝からの段取りなら向かっていただろうが、山二本目では向かう気にはなれない。
 15分ほど休憩し、途中のナメコとムキタケを採りながら下った。
大分下ると、自分の車以外に軽トラが一台止まっている。下に着くと、三角点薙ぎ払いの際一緒に作業し、その昔各山へ三角点を背負い上げたKさんが松を荷台に入れる途中であった。『いやぁ〜、ふさんこったのぉ〜』と挨拶する。『正月用の松でも採りに来たけぇ』 ・・・。30分ほど、山の話や昔話をし、わかれた。

発12:47  566三角点13:12  高鼻山13:55  高鼻山発14:10  566三角点14:45  着15:00

高鼻山から土崩山と守門岳一部 守門岳全容
浅草岳 太郎助・百事・桧
末丈が岳方面 山頂直下の山道
途中の清々しいブナ林 夥しいイワウチワ群落
買い物袋いっぱい採れた まるで遊歩道のよう
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